禁断の大地
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![]() 禁断の大地は、試練の門の先に広がる異次元と思われる地域である。この未知の領域にはかつて黒竜族と対を成したヒドラ族が生息していており、暗黒神の魔の手から逃れた王子がやがて暗黒騎士団を結成し、アルデルガア帝国の脅威と戦った曰く付きの大地であった。 -古代期- 異形な魔物たちが生息するこの地域において、複数の首を持つもったヒドラという竜族がいた。彼らは黒竜山の黒竜族と長年ライバル関係にあり、争いが絶えなかったという。(黒竜山の項を参照) 同時期、暗黒神により滅ぼされた古代王国のダーク王子は、生き残った数名の家臣らと共に禁断の大地へ避難してきた。暗黒神は国王のネーレイドを闇の塔に、王女のミレネを王城にそれぞれ封印したが、王子のダークだけは暗黒神の封印から逃れていた。しかし呪いの影響を受けており、ダークも永遠の時を苦しみ生き続ける体となってしまった。 -DI時代- 数百年が経ち、新たな入植者によって都市アルバントスが形成された頃、彼らは「暗黒騎士団」を名乗り冒険者たちの間で俄かに噂されるようになった。禁断の大地で身を隠していた彼らは、いつしか禁断の大地を取り仕切るボスとして君臨していたのだ。ネーレイドやミレネと同様、暗黒神の呪いに色濃く影響されたダークは、まさに超人ともいえる力を身につけていた。そうした不思議な力を使い、彼らは例え破壊されてもやがて自己再生する、永久機関をもつゴーレムを製造していた。そのゴーレムをアルバントスと禁断の大地とを結ぶゲート「試練の門」の番人として設置し、外部の者が禁断の大地へ入ってくる事を拒んでいた。(試練の門の項を参照) 都市アルバントスが出来てしばらく時が流れた頃、かつて世界の覇権を握ったアルデルガア帝国は、数名の精鋭騎士による調査団をこの地に送り込んでいた。暗黒神や古代王朝の伝説は、世界中に知れ渡っていたと言えよう。調査団はやがて禁断の大地の捜索を試みた。試練の門兵の猛攻を潜り抜け禁断の大地へ足を踏み入れた調査団であったが、そこに待っていたのは暗黒騎士団と、そして恐ろしい魔物の数々であった。彼らの逆鱗に触れた調査団はほぼ皆殺しにされ、唯一生き残って禁断の大地から逃げ延びた副団長のロエンは後にこう述べていた。「あれは一体、何だったんだ・・・」 こうして密かにアルバントスを救っていたダークたちであったが、彼らの思いは晴れないままだった。この時代の闇の塔に君臨していた「暗黒の神々」によれば、ダークは愛する妹を救うべく、力をつけているのだという。いつの日か、暗黒神への復讐を夢見て・・・。 -FW時代- DI時代末期、暗黒神が封印された為か、呪いから開放されたダークはついに成仏を果たした。暗黒神を封印した存在とは、もしかしたら・・・。ダークらに造られた試練の門のゴーレムも消滅し、こうして冒険者たちは難なく禁断の大地へ訪れることが可能となった。 また、黒竜族とヒドラ族との長年に渡る争いが決し、ヒドラ族の息は根絶え、黒竜族はレッドドラゴン族と共に禁断の大地へ入植を始めた。ダークたち古代人がいなくなり、変わって彼らがこの地域を取り仕切るようになった。(黒竜山の項を参照) -現代- 太古から謎に包まれてきた禁断の大地は今なお存在し続け、冒険者たちの狩場となっている。門兵が消滅したため試練の門は今や簡略化されているが、間違いなくこの地域は異次元の世界であろう。そしてこの荒れ果てた大地には、様々なドラマがあったのだ。暗黒神に封印された哀れな妹を救おうとした兄、ダーク。2人は数百年の時を超えて再会を果たし、終わる事のない永遠の日々を「黄泉」の国で過ごしている事だろう・・・。 |
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