魔霊迷宮
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![]() 闇の塔が天を貫く巨塔ならば、魔霊迷宮は地底に根を挿す大迷宮。DI時代最大にして最後のダンジョンであるこの迷宮には、数多の英雄たちが星の数ほど挑もうにも絶対に打ち勝つことの出来なかった、史上最強の存在が待ち構えていた。 -DI時代- 魔霊迷宮は他のフィールドとは違い、闇の塔のように階層が別れた特殊なダンジョンだった。闇の塔と違うのは襲いかかる魔物を倒していくだけで、奥へ進んで行けたという点だ。そう、現代における神の塔はまさにこの仕組みが再現されたものなのだ。だが迷宮の深さはその比ではない。約4000体の魔物を倒して、文字どおり数日間かけてやっと最深部へ到着するのだ。(ただし当時は途中でログアウトしても、街に帰還しない限り続行出来た) 階層は大きく別けて約1000体ずつの4つのゾーン、初期・中期・後期そしてオウガゾーンに別れていた。オウガゾーンに突入すると魔物の強さが一気に飛躍し、この辺りで挑戦者の腕が試されるところだ。オウガゾーンを超えた最深部には、5柱の魔神と2柱の魔神王が最後の門番として立ちはだかっていた。最深部を守護する魔神たちの中には、異聞録で倒されたはずのエゼストも存在した。だが彼が甦った事も、迷宮の主の力によるものだと考えれば頷ける。 魔神ゾーンを抜けた正真正銘の最深部、そこに待ち構えていた者こそ、永遠なる存在、そして唯一の絶対者、その名を真・黒騎士といった。その基礎HPは1億を勇に超え、様々な強力な技と共に吸収技も駆使し、事実上は倒す事が不可能とまでいわれたほどだった。最後のダンジョンに相応しい最強の好敵手の前に多くの英雄たちが敗れていき、真・黒騎士は不敗神話を抱きながら、DI時代末期ついに迷宮と共に姿を消したのだった。 -現代- 余談だが、「黒騎士」という名称は今でこそ職業として使われているが、かつてはGMのハンドルネームだったのだ。即ち真・黒騎士とは、「最後の敵はゲームマスターだった」という遊びが込められている。時代を超えた現代、彼は「アマオス」として黄泉の境界線を牛耳っているようだ。彼の不敗神話を打ち破れる者は、果たして現れるのだろうか・・・。 |
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